[運送業界のM&A]シナジーが生じやすいのが特徴的
運送業界のM&Aには、「シナジーが生じやすい」という特徴がある。陸運業界は中小企業や個人事業者が多い市場であり、今後も大手有力企業を中心とした再編・集約が続くと考えられている。
M&A Online
| 2019/8/22
2019.08.22
ロシアのウラジオストクで2019年9月4日から6日までの3日間「第5回東方経済フォーラム」が開催される。
期間中に日本企業にもかかわりのある経済成長を加速するための新しい解決法や、ビジネスのための環境づくりなどについて話し合いが行われる。
同フォーラムにはプーチン大統領が2015年の第1回から毎年出席しているほか、安倍晋三首相も2016年から2018年まで3回連続で参加しており、今回も日ロ経済交流の高まりに関心が集まる。
ただ、M&Aに関しては2008年からの12年間でわずか3件と極めて少なく、日ロの交流は限定的だ...
運送業界のM&Aには、「シナジーが生じやすい」という特徴がある。陸運業界は中小企業や個人事業者が多い市場であり、今後も大手有力企業を中心とした再編・集約が続くと考えられている。
2018年度(2018年4月-2019年3月)のM&Aは件数が830件、取引金額が12兆7069億円となり、いずれも2009年度以降の10年間で最も高い数字となった。