【2019年第2四半期】日本企業M&A公表案件ランキング
2019年1-6月期の日本関連M&A公表案件は8.6兆円と、過去最高を記録した前年同期から66.2%減少した。
Refinitiv
| 2019/7/9
2019.07.09
東証適時開示ベースで、2019年上期(1~6月)の企業別のM&A(グループ内再編は除く)件数を集計したところ、ソフトウエアのテスト・品質保証事業を主力とするSHIFTが4件で最多だった。ソフィアホールディングス(HD)も4件(いずれも調剤薬局)で同数だが、その後に子会社化を中止した案件を1件含む。
3件のM&Aを手がけたのはテレビCM制作最大手のAOI TYO Holdings、企業向けデジタルマーケティング事業のOrchestra Holdings、総合アパレルのワールドなど10社を数える。2件だと38社に上った...
2019年1-6月期の日本関連M&A公表案件は8.6兆円と、過去最高を記録した前年同期から66.2%減少した。
調剤薬局業界では「業界全体のM&A動向」が「個別の薬局経営」に大きな影響を与えている。きっかけは平成30年度の診療報酬改定(85%ルール)によるもので、大手の収益力が大きく制限された。