アサヒグループホールディングスは子会社を通じて、豪州飲料事業で販売数量第3位を占めるP&N BEVERAGES AUSTRALIA PTY LTD(ニューサウスウェールズ州)の全株式を取得し子会社化すると発表した。

P&Nは1990年7月設立で、炭酸飲料や果汁飲料のほか、ミネラルウォーター、濃縮飲料を製造・販売する。アサヒビールは2009年4月に取得した同じく豪州のSCHWEPPES HOLDINGS PTY LTD(シュウェップス)に続き、P&Nを取り込み海外での飲料事業を強化する。中期的にはシュウェップスとP&Nを統合し、豪州飲料市場における地位向上を目指す。

取得価額は約272億円。取得は豪州競争・消費者委員会からの承認後の2010年11月末を予定している。

追記事項

2011-7-4

2011年3月9日に豪州競争・消費者委員会(ACCC)から炭酸飲料・濃縮飲料市場における競争緩和の懸念が示されたため、同事業については現地の飲料会社TRU BLU BEVERAGES PTY LTD(ニューサウスウェールズ州)に譲渡することにし、ミネラルウォーターと果汁飲料事業のみを展開するP&Nを取得することにした。

取得価額は約163億円。取得はACCCなどの承認取得後の2011年9月中を見込んでいる。