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【コカ・コーラボトラーズジャパン】敵は米国にあり?-統合は「ゴール」ではなく「修羅場の入り口」だ 

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「外資の東」と「国内資本の西」

 一方、東日本では2001年に旧・富士コカ・コーラボトリングと旧・中京コカ・コーラボトリングが経営統合し、旧・コカ・コーラセントラルジャパン(CCCJ、以下セントラル)が発足。2013年には東京、三国、利根の3社も合流する。こうして発足したのが旧・コカ・コーライーストジャパン(CCEJ、以下イースト)である。2015年には仙台を事業統合し、翌2016年にはウエストとの経営統合に向けた協議に着手した。対照的だったのは西日本(ウエスト)が国内ボトラー主導による再編なのに対し、東日本(イースト)は米コカ・コーラ本社主導による再編だったこと。

 たとえば、2001年に合併した当初のセントラルの筆頭株主は旧・富士コカの設立会社だった三菱商事だった。しかし、2011年には米コカ・コーラ本社の完全子会社であるアイルランドの飲料商社ヨーロピアンリフレッシュメンツが、三菱商事から発行済株式の27.77%買い取ってセントラルの筆頭株主になっている。これに先立ち米コカ・コーラ本社は2007年に東京コカ・コーラボトリング、2009年には利根コカ・コーラボトリングにも出資。イーストも米コカ・コーラ本社の日本法人である日本コカ・コーラと前述のヨーロピアンリフレッシュメンツが29.18%の株式を所有しており、米本社が実質的な経営支配をしていた。

コカ・コーラ
Ryosuke Sekido

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