飲食業で、売り上げアップの狙いに加え、来日外国人旅行客(インバウンド)の入国制限の緩和や、海外旅行の再開などの動きを踏まえたコラボの動きが広がってきた。コロナ禍で大打撃を受けた業績の立て直しにつながるだろうか。
アニメ「鬼滅の刃」の人気が衰えない。ロッテ、サントリー食品インターナショナル、森永製菓などの大手企業が近く、相次いで「鬼滅の刃」とのコラボ商品を投入する。
2017年の食品業界は大小合わせて20件強(発表ベース)のM&Aを数える。1年を振り返って、1000億円を超えるような大型案件はなかったものの、食品各社のM&Aへの意欲は旺盛といえる。
今年、日本に世界第3位の巨大ボトラが誕生した。さて、その裏側は…
サントリーがフランスやスペインで長く愛され続けてきた果汁入り炭酸飲料『オランジーナ』を買収したのは2009年のこと。買収金額は3,000億円を越え、1980年代からM&A戦略に前向きだった同社にとっても大型の買収であり、当時、大いに注目を集めた。