TOB提案が引き金となった東芝「お家騒動」の勝者は誰か?

※この記事は公開から1年以上経っています。
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TOB問題の混乱で辞任した車谷暢昭前東芝社長(同社ホームページより)

TOBがあるかないかで「勝者」は決まる

この「お家騒動」で、経営の主導権を取り戻した綱川会長兼社長ら東芝プロパーや、車谷前社長と激しく対立してきたアクティビストの勝利と断ずるのは早計だ。東芝が今回のTOB提案を受け入れなくても、CVCがつけた5000円の買い付け価格は「独り歩き」するだろう。

実際に提示された「買い値」を知ったアクティビストは、もはや東芝の自己株買いによるわずかな株価の値上がりには満足しない...

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