おせち問題を招いたグルーポンが日本を撤退する「本当の理由」

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「スカスカおせち」事件よりも、その原因が問題だ。(*画像はイメージで本文とは関係ありません)

日米で違う「マーケティング」の意味

本来、マーケティングには市場や顧客の創造という意味がある。米国では契約店の多くが、グルーポンに50%の手数料を支払っても「固定客をつかむためのコストと考えれば十分に見合う」と考えた。実際、グルーポンが日本に進出した2010年に米ライス大学が実施した調査によると、回答した米国企業の66%はクーポンの発行が利益につながった回答している。

ところが日本では、マーケティングを「集客のための広告宣伝」ぐらいにしか考えていない契約店が少なくない。単なる広告宣伝費で赤字を出しては本末転倒だ...

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