東芝にとって「ラッキー」だった?臨時株主総会での2分割案否決

※この記事は公開から1年以上経っています。
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臨時株主総会で「東芝解体」は回避された(Photo By Reuters)

否決の責任はファンドが送り込んできた社外取締役に

今回の臨時株主総会の「2分割案」否決で、東芝経営陣の立場が悪くなるとの報道もある。が、そうはならないだろう。株主に否決された「2分割案」を決定したのは綱川前社長だ。独シーメンスの日本法人副社長などを経て3月1日に就任したばかりの島田太郎社長兼CEOにとっては「前任者の決定事項」であり、「傷」がついたにしても軽い。

そもそも会社分割案は綱川前社長の発案ですらない。東芝解体を強く主張したのは、物言う株主の影響が強い社外取締役だった...

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