新型コロナの「治療薬」手に入りやすくなる兆しが

※この記事は公開から1年以上経っています。
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ファイザーの治療薬「パキロビッド」(提供:ファイザー)

新型コロナウイルス感染者数の急増に伴って不足気味となっていた治療薬の調達状況に、改善の兆しが見えてきた。

大手製薬会社メルクの日本法人MSD(東京都千代田区)は、新型コロナウイルス感染症の飲み薬「モルヌピラビル」(ラゲブリオ)の日本への供給を、2022年3月までに当初計画の60万人分から80万人分に増やす。

治療薬への需要が急速に高まっているため日本政府の要請に応じて、供給を前倒しするもので、契約を結んでいる160万人分の残りの供給についても前倒しする計画という...

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