持ち帰りずしの小僧寿し<9973>の業績が振るわない。コロナ禍が追い風となり、主力である持ち帰りずし事業に加え、2018年に傘下に収めたデリバリー代行サービスのデリズ(福岡市)などが好調に推移し、2021年12月期に黒字を確保できる見通しだった。
ところが、ふたを開けてみると営業、経常は数千万円の赤字に転落。当期に至ってはコロナ関連損失を特別損失に計上したため6億円強の赤字を余儀なくされた...
「アパレル冬の時代」と言われて久しい。とりわけ紳士服はカジュアル化の流れに加えて、コロナ禍により自宅でのリモート勤務が増えたことで需要が激減。紳士服量販店チェーン「洋服の青山」を展開する業界最大手の青山商事も大打撃を受け、生き残りに必死だ。
スポーツクラブ、スイミングスクールなど「フィットネス」関連のM&Aがじわり増えている。昨年は年間4件(適時開示ベース)と過去10年で最多を記録し、今年も2カ月足らずで早2件を数える。コロナ禍による利用者の減少などで経営基盤が揺らいでいることが背景にある。
ネットのネイティブ広告などを手がけるログリーが、M&Aで「大やけど」を負った。2021年4月に7億円で買収した転職メディア「転職アンテナ」を運営するmotoが、SEOパフォーマンスの悪化で当初予想の56.4%という大幅な売上減に陥ったのだ。
日本電産は2022年2月2日に、社会インフラや先進インダストリー向けのシステム開発を手がけるアドソル日進と、位置情報ソリューション事業で提携した。共同でソリューション・パッケージを開発し、2月中に販売を始める。