日本電産<6594>は創業者の永守重信会長兼社長(73)が社長を外れ、吉本浩之副社長(50)が社長に昇格する人事を決めた。1973年に発足した日本電産は永守氏の強力なリーダーシップと巧みなM&A戦略によって精密小型モーターの世界的企業に躍進した。2030年を目標にグループで売上高10兆円構想も打ち上げた。そんなカリスマ経営者が後継者に見込んだ吉本新社長とは...
東芝が主力銀行の三井住友銀行元副頭取で、大手投資ファンドの英CVCキャピタル・パートナーズの日本法人会長を務める車谷暢昭氏を会長に迎える人事を固めたことが明らかになった。さて、このCVCキャピタル・パートナーズとは。
新型「iPhone SE」が、早ければ2018年3月にも投入される予定だ。市場は低価格指向が強く、機能向上した廉価版「SE」が大ヒットする可能性も高い。そこで注目されるのはジャパンディスプレイ(JDI)の業績。実は「SE」の売れ行きは、JDIの行く末を左右するというのだ。
日本電産の永守重信会長兼社長が「強い企業を作るためにはM&Aの活用が大切」と力説
東芝の最新の決算である2017年6月期の四半期報告書によると、他のセグメントで軒並み赤字となっているなかで、メモリ事業が一際好調な業績を収めていることは一目瞭然である。東芝は、東芝メモリを売却すべきではないことがわかっているが、売却せざるを得ない状況に追い込まれているというジレンマに遭っている。