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トヨタがマツダの「燃料喰い」ロータリーエンジンを採用する理由

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ロータリーエンジンを搭載する予定のトヨタ「e-パレット」

 トヨタ自動車<7203>が次世代ハイブリッド車(HV)に、資本提携したマツダ<7261>のロータリーエンジン(以下、ロータリー)を採用することが明らかになった。2018年1月に米ラスベガスで開かれた「CES(国際家電ショー)2018」にトヨタが出展した自動運転車「eパレット コンセプト」の実用車で、レンジエクステンダー(発電用エンジン)としてロータリーを搭載する。

「燃費最凶」で消えたロータリーエンジン

 「e-パレット」はロータリーで発電した電力により、モーターを駆動して走行する。ロータリーは発電専用で、走行には利用しない。トヨタは同車を「モビリティサービス専用電気自動車(EV)」と位置づけているが、発電専用とはいえエンジンも搭載するので正確にはシリーズ方式のHVだ。しかし、マツダが2012年6月に「RX-8」の生産を停止して以来、ロータリー搭載車は存在しない。なぜトヨタは生産停止となったロータリーを、次世代HVのエンジンに選んだのか。

 マツダはロータリーの開発を継続しているが、位置づけとしてはスポーツ車向けのエンジン。かつてマツダはロータリーを従来のレシプロエンジンに代わる次世代エンジンと位置づけていた。「RX-8」「RX-7」に搭載した2ローター、「ユーノスコスモ」に搭載した3ローターのほかに、小型車・軽自動車向けの1ローターエンジンの開発も進めていたが、燃費を改善できず一般車での搭載は断念した歴史がある。

MAZDA RX-8
最後のロータリーエンジン車となっているマツダ「RX-8」

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