シャープは、 太陽光発電プラントの開発・販売を手がける米国Recurrent Energy, LLC (リカレント、カリフォルニア州サンフランシスコ。売上高1280億円、営業利益252億円、純資産368億円)を売却すると発表した。カナダの太陽電池パネルメーカーCanadian Solar Inc.の米国法人Canadian Solar Energy Acquisition Co.(カリフォルニア州サンラモン)に全株式を譲渡する。譲渡価額は約304億円。

また、シャープの完全子会社でありリカレントの持ち株会社Sharp US Holding Inc.(カリフォルニア州サンフランシスコ。売上高1280億円、営業利益226億円、純資産308億円)についても、全株式を現地投資会社のMomentum Partners, LLC(同)に譲渡する。譲渡価額は115円。

シャープは2010年11月にリカレントを孫会社化し、同社は太陽電池事業の収益拡大に貢献してきた。しかし、シャープ本体の経営悪化に伴い、太陽光発電プラントは開発費用が経営を圧迫することや収益の変動性が大きいことから売却することにした。

今後は、エネルギーソリューション事業や、太陽光発電と太陽熱利用を組み合わせた新規事業の取り組みを強化し、太陽電池事業の再成長を目指す。

譲渡はいずれも2015年3月を予定している。