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AIが化粧を指南? 資生堂が人工知能開発の米ギアランを買収

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AIが化粧指南

 資生堂<4911>は2017年11月7日、米子会社のシセイドウ アメリカズ コーポレーションを通じてAI(人工知能)開発を手がけるギアラン(GIARAN)を買収した。ギアランは米ノースイースタン大学出身の研究者が立ち上げたベンチャーで、ビッグデータやAR(拡張現実)といったAI技術を駆使したデータマイニングや予測モデリングなどの新しいアルゴリズムを開発している。資生堂は同社のディープラーニング(深層学習)技術を生かし、個人に合わせたバーチャルなメーキャップ体験や肌色判定などによる化粧品や化粧法を提案する方針だ。

ビッグデータを新製品開発に活用

 ジル・スカラマンドル資生堂グローバル・メイクアップ・センター オブ・インテリジェンス プレジデントは「消費者がAI技術で商品を試すと同時に、さまざまな肌の色や顔の骨格、好まれる色などがビッグデータとして蓄積できる。こうしたデータを新商品開発などに生かす」と意欲を燃やす。AI導入によって化粧品の個別提案だけでなく、売れ筋をつかむための精度の高いマーケティングへの活用にも期待をかけているようだ。

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【資生堂】海外を舞台に大型のM&Aを推進

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2017/06/22

資生堂<4911>は連結売上高8,503億円、日本国内の化粧品事業でトップの売上高を誇る企業。連結売上高の業界1位は花王だが、その化粧品事業(花王でいうところのビューティーケア事業)自体の売上高は6,016億円。まさに資生堂が化粧品業界のトップ企業である。創業140年超の老舗はどんなM&A戦略をとってきたのか。

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