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リョービ<5851>、京セラ<6971>の傘下企業と中国で合弁運営するKITCNを子会社化

2024-05-23

リョービは、京セラ傘下の京セラインダストリアルツールズ(KIT、広島県福山市)と合弁運営する中国の京瓷利優比(大連)机器有限公司(KITCN、遼寧省)を子会社化することを決めた。ドア開閉装置などの建築用品事業を承継するKITCN(存続会社)と、電動工具などのパワーツール事業を引き継ぐ新会社に分割したうえで、リョービはKITCNの全持ち分を取得する。リョービとKITは6年前の合弁開始時、互いにそれぞれの事業を将来独立させることで合意していた。取得予定日は2024年8月1日。

KITCNに対する出資比率はKIT66.6%、リョービ34.4%。中国法上の会社分割の手続きにより、KITCNを出資比率に応じて存続会社と新会社に分割する。KITは新会社の全持ち分を所有する。

リョービは1994年にKITCNの前身企業となる子会社を中国に設立し、建築用品や電動工具の生産を始めた。2018年に電動工具やガーデン機器、清掃機器などのパワーツール事業を京セラに譲渡したのに伴い、京セラが傘下のKITを通じてこの中国子会社に過半を出資し、合弁運営に移行していた。

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