CD・DVDレンタル、書店事業の「TSUTAYA」を展開するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)が女性ファッション誌の中堅出版社、主婦の友社(東京都文京区)を買収した。インターネットによるデジタル化のうねりとともに、出版販売額は20年間にわたって右肩下がりが続いている。構造的な出版不況の中、版元の淘汰は必至で、その過程でM&Aが避けられそうにない。

縮小傾向たどるCD・DVDレンタル市場

 CCCグループのカルチュア・エンタテインメントが大日本印刷<7912>が保有する主婦の友社の全株式(議決権比率99.9%)を取得し、12月15日付で子会社化した。幅広い世代の女性誌を扱う主婦の友社の企画力や編集ノウハウを売り場づくりに生かすのが目的。主力のCD・DVDレンタルは動画配信サービスの台頭などで市場が縮小傾向にあり、書店事業の強化は大きな課題となっている。

 同様に、CCCグループは2015年8月、アート・芸術系の美術出版社を、2017年3月にはエンタテインメン系の徳間書店を買収した。2014年には阪急コミュニケーションズから「フィガロジャポン」「ペン」「ニューズウイーク日本版」などの出版事業を譲り受けた。