リョービは、電動工具や園芸用機器などのパワーツール事業と関連会社を京セラに譲渡すると発表した。パワーツール事業の売上高は160億円。譲渡対象はほかに、子会社でパワーツールの販売を手がけるリョービ販売(名古屋市。売上高132億円、営業利益3億8200万円、純資産11億7000万円)の全株式と、中国法人の利優比(大連)机器有限公司(遼寧省大連市。売上高90億8000万円、営業利益4億3700万円、純資産58億7000万円)の持分66.6%。それらを会社分割により新会社に移管したうえで、同新会社の株式80%を京セラに譲渡する。

リョービは1968年にパワーツール事業を開始し、国内市場では一定のシェアを維持してきた。しかし、2000年代に入り欧米や豪州の対象事業を譲渡して以降は自社ブランドではなくOEM(相手先ブランドによる生産)生産に限られてきた。単独での事業展開ではなく、海外に販売網がある京セラと連携するのが最善と判断した。今後は、ダイカスト事業や建築用品事業に経営資源を集中させるが、新会社の株式20%は保有する。

譲渡価額は非公表。譲渡は2018年1月中を予定している。

追記事項

2017-10-31

新会社は京セラインダストリアルツールズ(広島県府中市)で2018年1月5日に設立予定。
譲渡予定日は2018年1月5日。