マーキュリアインベストメント、「クロスボーダー」案件で本領発揮|唯一の上場PEファンド

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東京・内幸町に本社を置く

東証1部上場の投資会社、マーキュリアインベストメントがクロスボーダーの事業投資案件で存在感を増しつつある。設立母体の日本政策投資銀行(DBJ)や第2位株主の伊藤忠商事との連携による海外展開力を強みとする。出資先は日本企業だけでなく、中国など海外企業に広がり、IPO(株式公開)、第三者への譲渡によるイグジット(EXIT)も実績を積んでいる。

そうした中、満を持して取り組んでいるのが自動車部品メーカー、水谷産業グループの案件だ。舞台は日中にまたがり、しかも伝統的な中堅製造業の事業承継ニーズにこたえる案件とあって、投資内容への注目度が高い...

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