中国の「爆買い買収王」吉利汽車、中華ナスダック上場の狙いは?

※この記事は公開から1年以上経っています。
alt

中国の大手自動車メーカーである吉利汽車(浙江省杭州市)が2020年6月17日、人民元建て株式の発行と中国版ナスダック「科創板(スター・マーケット)」への上場(IPO)を取締役会で承認したと発表した。既存株の転換はせず、発行規模は検討中という。

M&Aで自動車事業を拡大

吉利汽車は浙江吉利控股集団(同)の中核会社で、1986年に冷蔵庫メーカーとしてスタートした同集団が1997年に自動車へ参入するに当たって設立された。10万元(約150万円)以下の低価格SUV(多目的スポーツ車)などを生産し、地方の若者層に人気がある...

この記事は会員専用です。
無料会員に登録して、今すぐ続きをチェックしよう!
会員登録をする(無料)

NEXT STORY

アクセスランキング

【総合】よく読まれている記事ベスト5