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「オリンパス」がデジタルカメラなどの映像事業を売却する理由とは

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​2020年6月26日に発売する「OLYMPUS OM-D E-M5 Mark III 12-45mm F4.0 PRO キット」(同社ニュースリリースより)

オリンパス<7733>はデジタルカメラなどの映像事業を分社化したうえで、投資ファンドの日本産業パートナーズ(東京都千代田区)に売却する。同事業の価値やリスクなどの調査を行い、2020 年9月30日までに正式契約を結び、年内の取引完了を目指すという。

同社がホームページで公表している2008年3月期以降の決算資料によると、映像事業で過去13年間に黒字だったのは3年だけで、赤字体質が定着していた。特にこの2年間は厳しい状況にあり、2019年3月期、2020年3月期は400億円台の売り上げに対し100億円を超える営業赤字に陥っていた...

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