ダスキン<4665>は、いちごホールディングス(仙台市)と同社子会社のストロベリーコーンズ(同)が展開する宅配ピザ事業を譲り受け、食品の宅配事業に乗り出す。
全売上高の20%ほどを占めるフード事業で「ミスタードーナツ」に次ぐ、収益の柱の育成を課題に掲げていたところに、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う生活様式の変化が加わり、食の宅配事業がフード業界で競争を勝ち抜くうえで不可欠と判断した。
ダスキンの2021年3月期は、新型コロナウイルスの影響で赤字に転落する見通しだ...
新型コロナウイルス対策の営業自粛や営業時間の短縮などによって、倒産や廃業に追い込まれる中小の飲食業が後を絶たない中、大手の飲食企業にも、赤字転落や閉店、出店中止などの深刻な影響が表面化してきた。