廃業する福島の老舗百貨店「中合」の意外なルーツと再編遍歴

※この記事は公開から1年以上経っています。
alt

福島市内で唯一の百貨店だった中合(なかごう、福島市)が廃業することになった。旗艦店の「中合福島店」が入居する商業ビルとの賃貸借契約が満了する2020年8月末で閉店するのに併せた措置だ。同ビルはJR福島駅東口再開発事業で2022年度に解体される。

「三方よし」の近江商人がルーツ

中合は2019年8月ごろから閉店の検討を始めており、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大については「直接の影響はない」(中合の黒崎浩一社長)という。これに先立ち、中合サテライトショップ会津(会津若松市)も2020年7月末に閉店する...

この記事は会員専用です。
無料会員に登録して、今すぐ続きをチェックしよう!
会員登録をする(無料)

NEXT STORY

アクセスランキング

【総合】よく読まれている記事ベスト5