関連の記事
2017年第4四半期 TOBプレミアム分析レポート
2018/01/22
ストライク調べによると、2017年第4四半期のTOB件数は公表ベースで18件と前年同期比で4件増加となったが、年間のTOB件数は44件と前年(48件)より微減となった。買収プレミアムの年間ランキング第1位は、ツノダの221.4%だった。
有価証券の取得・保有・処分などを行っているTNDホールディングスは、自転車メーカー老舗で現在は不動産賃貸業を主力とするツノダ<7308>の株式を公開買付け(TOB)により取得することを決議した。
買取期間は平成29年11月13日から平成29年12月25日まで、買取予定株式数は294,486株、下限は147,244株、買付価格は1株当たり13,950円。
今回のTOBが成功すれば、ツノダはTNDホールディングスの完全子会社となる。
本件後は、企業価値向上に資する施策を講じる考えで、具体的にはツノダが保有する賃貸不動産について良好な立地を活かした再開発などの可能性を検討する。また、祖業である自転車事業や独自開発した賃貸マンションの空室問題解消サービス「つんつんツノダの満室道場」についても事業展開の可能性も模索する方針。
ストライク調べによると、2017年第4四半期のTOB件数は公表ベースで18件と前年同期比で4件増加となったが、年間のTOB件数は44件と前年(48件)より微減となった。買収プレミアムの年間ランキング第1位は、ツノダの221.4%だった。