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新型コロナ治療薬「アビガン」と「レムデシビル」に明暗くっきり

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写真はイメージです

新型コロナウイルス感染症治療薬として期待を集めている富士フイルム富山化学(東京都中央区)が開発した「アビガン」と、米国ギリアド・サイエンシズ(カリフォルニア州)が開発した「レムデシビル」の明暗がはっきりとしてきた。 

ギリアド・サイエンシズは6月2日に、中等症入院患者を対象としたレムデシビルの第3相試験の結果を発表し、レムデシビルを5日間投与した患者は、レムデシビルを投与せずに標準的な治療を行った患者よりも症状の改善した患者の割合が65%高かったことを明らかにした...

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