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GoToキャンペーンに向け体制を強化「エアトリ」がコールセンター事業を譲渡

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写真はイメージです

航空券予約サイト「エアトリ」を運営するエアトリ<6191>は、コールセンター事業を展開するアップセルテクノロジィーズ(東京都豊島区)に、エアトリ旅行事業でのコールセンターなどのオペレーション業務事業を約3億5000万円で譲渡する。 

新型コロナウイルス感染症で苦境に陥っている観光業などを支援するため国が約1兆7000億円を投じて実施するGo To キャンペーンに向けた体制強化の一環で、コストを削減するのが狙い。 

アップセルテクノロジィーズは、エアトリからオペレーションノウハウの提供を受けたうえでエアトリから業務を受託し、これまでのコールセンター業務で培ったノウハウを活用して、旅行オペレーション事業に参入する。 

キャンペーン参考価格を表示

エアトリはこれまでコールセンターなどのオペレーション業務を社内で行ってきたが、時期によって業務量が変動するため、コスト高になっていた。これをアップセルテクノロジィーズに譲渡し、業務を委託することで、オペレーションコストを最適化する。 

エアトリ旅行事業は、新型コロナウイルスの影響から国内旅行が中心となっており、今後Go To Travelキャンペーンなどによる需要拡大に備えて体制を整えることにした。 

同社ではすでにホームページにキャンペーンの特集を掲載し、沖縄や北海道などの旅行商品のキャンペーン参考価格などを表示している。 

アップセルテクノロジィーズは、事業譲受によりこれまでの国内4拠点から9拠点体制に拡充でき、新たに加わった拠点を活用することで外注費などのコスト削減や経営の効率化などが可能になる。 

さらにエアトリとの連携により相乗効果生み出し、急成長を目指すほか、IPO(新規株式公開)に向けた準備を加速する。 

エアトリは2017年9月と2019年10月にアップセルテクノロジィーズに出資しており、今回のオペレーション業務事業の譲渡と業務委託を機に、約3億5000万円追加出資し、保有割合を14.59%に高める。両社は2020年6月24日にこうした内容に合意したが、今後の具体的なスケジュールは公表していない。 

エアトリはアジアを中心に、エアトリ旅行事業、訪日旅行事業、ITオフショア開発事業、ライフイノベーション事業、投資事業を手がけており、2019年9月期は売上高243億600万円、営業利益6億8000万円、税引き前利益5億8800万円、当期利益7億3300万円だった。 

2020年9月期については新型コロナウイルスの影響で2019年11月14日に公表していた業績予想を取り下げ、未定としている。

文:M&A Online編集部

M&A Online編集部

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