日産自動車<7201>の2020年3月期決算はリーマン・ショック直後の2009年3月期以来、11年ぶりの最終赤字となった。しかも赤字額は6712億円と、仏ルノーによる救済とカルロス・ゴーン前会長を受け入れた1999年の「日産危機」当時に迫る水準だ。同社は自社ホームページで「このような厳しい事業環境を乗り切るための十分な流動性を維持しています」と経営危機の懸念払拭に努めている...
新型コロナウイルス対策の営業自粛や営業時間の短縮などによって、倒産や廃業に追い込まれる中小の飲食業が後を絶たない中、大手の飲食企業にも、赤字転落や閉店、出店中止などの深刻な影響が表面化してきた。
5月7日にもレムデシビルが新型コロナウイルスの治療薬として承認される見通しだ。ただ、日本に何人分のレムデシビルが供給されるかは未定という。果たしてレムデシビルは足りるのだろうか。
新型コロナウイルス感染拡大による厳しい環境をチャンスと捉え積極策を打ち出す企業が現れてきた。新型コロナウイルス終息後に、大きく成長できるのはこうした企業なのだろうか。