【2021年上期のM&A】13年ぶりの高水準、「売却」が4割増

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日立製作所の本社が入るビル(東京・丸の内)

2021年1~6月(上期)のM&A件数(適時開示ベース)は447件と前年同期を26件上回り、3年連続で増加した。上期としては2008年(468件)以来13年ぶりの高水準で、昨年来の新型コロナウイルス感染拡大による経済環境の激変がM&A市場にとって追い風となった形だ。取引金額は5兆3799億円で、前年(1兆5081億円)の3.5倍に膨らんだ。

5年ぶりにマイナスでスタート

全上場企業に義務づけられた適時開示情報のうち、経営権の移転を伴うM&A(グループ内再編は除く)について、M&A Online編集部が集計した...

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