新型コロナウイルスの感染拡大の影響を大きく受けた外食業界。第3波到来で最も稼げる大型の忘年会が消滅しました。4月の緊急事態宣言下で描いていた経済の回復のシナリオの中でも、最悪のものとなっています。特に宴会への依存度が高かった企業への打撃は深刻。そんな中、M&Aで別業態を取り込む動きが活発になってきました。各社は別業態に活路を見出し、経営方針やビジネスモデルを大転換しています。
運転資金が尽きて倒産へと追い込まれる飲食店も後を絶ちません...
2020年11月のM&A件数は前年同月比5件減の81件となり、4カ月連続で前年を下回った。ただ、11月として過去10年で最多だった前年に次ぐ高水準。月間80件を超えるのは「コロナ禍」初期の3月以来で、件数面での腰折れ懸念はひとまず払拭した。
セブン&アイ・ホールディングスが米国3位のコンビニ企業「スピードウェイ」を買収することになった。その額は約2兆2000億円。日本企業による海外企業買収として4位にランクされる。日本企業がこれまで仕掛けた大型M&Aトップ10を振り返る。
6月のM&Aは前年同月比8件増の55件だった。6月として過去10年間で最多。ただ、海外案件は9件と2018年6月以来2年ぶりに1ケタにとどまり、国内回帰の構図が鮮明に。案件の小型化も顕著で、新型コロナ感染による慎重姿勢の広がりがうかがえる。