とはいえ中部電にとってJERAによる東電との火力発電事業の統合が吉と出るか凶と出るかは、まだまだ不透明だ。自前の燃料調達によるコスト削減も、JERAが情報力や交渉力で大手商社に勝るという前提なしには実現しない。
JERAは燃料調達や輸送のほか海外での火力発電事業に取り組んでいるが、そもそも「地球温暖化の元凶」ともいわれる火力発電の将来性が危うい。同社は2018年3月に、2025年度の純利益見通しを従来の2200億円から2000億円へ引き下げている...
住友ゴム工業にとって2018年、2019年は節目の年となる。「ダンロップブランドの盟主」を目指してきたこれまでとは違ったM&Aが実現しそうだ。