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【ビジョナリーHD】「視界不良」のメガネスーパーが復活した理由

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現在のメガネスーパー

 ビジョナリーホールディングス(ビジョナリーHD)<9263>と聞いてもピンとこないかもしれない。2017年11月に誕生したばかりの新会社だが、眼鏡・コンタクトレンズ・補聴器量販店を全国展開する「メガネスーパー」の持ち株会社だ。メガネスーパー時代を含めると、今年で社歴は38年を迎える眼鏡量販店の老舗だ。一時は新興眼鏡チェーンとの低価格競争に敗れ、3期連続の債務超過に陥った同社を救ったのはM&Aだった。2012年から投資ファンド主導で始まった経営再建は5年を経て完了し、2017年からは同社がM&Aを仕掛ける「反撃」が始まっている。

M&Aで誕生した「メガネスーパー」

 ビジョナリーHDの前身であるメガネスーパーは、1980年に神奈川県小田原市にあったニュー湘南眼鏡とさいたま市にあったメガネスーパーが合併して(存続会社はニュー湘南眼鏡)誕生した眼鏡販売チェーンだった。当時としては珍しかった眼鏡の低価格販売で人気を集め、眼鏡やコンタクトレンズを中心に補聴器、化粧品、健康食品・器具などの販売チェーン店を全国展開する。低価格帯に抑えた若者向けの低価格眼鏡店「Hatch」やツープライス店の「眼鏡専科」といった新業態にも進出した。

眼鏡専科
ツープライスショップの「眼鏡専科」(Photo By Googleストリートビュー)

 しかし、業界トップのメガネトップ<7541>が運営する同業態の「眼鏡市場」や、共に2001年に展開を始めたインターメスティックの「Zoff」やジンズ<3046>の「JINS」といった低価格眼鏡製造小売業との競争が激化して業績は低迷。2011年には債務超過状態に陥る。

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