【住友ゴム工業】ダンロップブランドの「盟主」が新たなM&Aに
住友ゴム工業にとって2018年、2019年は節目の年となる。「ダンロップブランドの盟主」を目指してきたこれまでとは違ったM&Aが実現しそうだ。
ビジョナリーホールディングス(ビジョナリーHD)<9263>と聞いてもピンとこないかもしれない。2017年11月に誕生したばかりの新会社だが、眼鏡・コンタクトレンズ・補聴器量販店を全国展開する「メガネスーパー」の持ち株会社だ。メガネスーパー時代を含めると、今年で社歴は38年を迎える眼鏡量販店の老舗だ。一時は新興眼鏡チェーンとの低価格競争に敗れ、3期連続の債務超過に陥った同社を救ったのはM&Aだった。2012年から投資ファンド主導で始まった経営再建は5年を経て完了し、2017年からは同社がM&Aを仕掛ける「反撃」が始まっている...
住友ゴム工業にとって2018年、2019年は節目の年となる。「ダンロップブランドの盟主」を目指してきたこれまでとは違ったM&Aが実現しそうだ。