中部電力<9502>が「電力再編」の荒波に飲み込まれている。再編相手と目されているのは、国内最大の東京電力ホールディングス<9501>。東電の火力発電部門との合弁企業であるJERAを軸に、両社の燃料調達や海外発電事業の統合からスタートし、2019年4月には火力発電事業の一歩化に踏み出す。中部電と東電の本体同士の経営統合も、いよいよ現実味を帯びてきた。
本来ならば業界ナンバーワンの東電と組めるのは、中部電にとっても願ってもない話だ。が、東電には福島第一原発事故の補償と処理という大きな「荷物」を背負っている...
住友ゴム工業にとって2018年、2019年は節目の年となる。「ダンロップブランドの盟主」を目指してきたこれまでとは違ったM&Aが実現しそうだ。