玩具大手のタカラトミー<7867>が成長軌道に復帰しつつある。米国事業の立て直しに伴う構造改革費用がかさみ、過去5年間で3度の最終赤字に陥っていたが、2018年3月期(現在集計中)は2年連続で最終黒字と大幅増益を見込む。米国の同業大手を500億円超で傘下に収めた大型M&Aが経営の屋台骨を揺るがす事態となっていた。トミーとタカラが合併してタカラトミーが発足して早12年、長いトンネルを抜けて、攻めの経営へ視界が大きく開けてきた...
住友ゴム工業にとって2018年、2019年は節目の年となる。「ダンロップブランドの盟主」を目指してきたこれまでとは違ったM&Aが実現しそうだ。