栗本鉄工所<5602>の経営姿勢に変化の兆しが現れてきた。5年ぶりにM&A を実施し、積極策に転じたように見えるからだ。2009年にM&Aで3件の売却を行い、事業構造を大きく変えた。これに伴って売り上げは落ちたものの利益率は高まり、体質改善に成功した経緯がある。その後は一進一退の状況が続いていた中での今回のM&Aは、今後の経営の方向を占う一つの材料となる。単発で終わるのか、それとも呼び水となり、積極策に舵を切ることになるのか。同社の経営に関心が集まる...
業績の低迷が続く日本エンタープライズ。M&Aで成長してきた同社は、再びM&AでB2CからB2Bへの方向転換を図る。