「くら寿司」の勢いに陰り 「スシロー」も2カ月連続で前年実績割れ
くら寿司の勢いに陰りが見えてきた。同社は人気アニメ「鬼滅の刃」とのコラボキャンペーンやGoToイートキャンペーンなどによって、好調に推移していたが、12月は4カ月ぶりの前年実績割れとなった。
M&A Online
| 2021/1/13
2021.01.13
「新型コロナ」下、上場企業でも雇用情勢は厳しさを増すばかりだ。2020年に希望(早期)退職者の募集を発表した企業は少なくとも93社(M&A Online編集部調べ)に上り、前年の2.6倍に急拡大した。募集人員は実施済みと計画中を合わせ1万7000人を超える。新年早々に緊急事態宣言が再び発出されるなどコロナ危機が深刻化する中、人員合理化の流れがさらに加速するおそれがある。
2020年を振り返ると、希望退職の発表は1~6月で36社となり、半期段階で2019年の年間件数に並んだ...
くら寿司の勢いに陰りが見えてきた。同社は人気アニメ「鬼滅の刃」とのコラボキャンペーンやGoToイートキャンペーンなどによって、好調に推移していたが、12月は4カ月ぶりの前年実績割れとなった。
大手旅行会社のJTB系のJTB協定旅館ホテル連盟が、働きながら地域の魅力を体験するという新しい旅行需要の創出に乗り出した。新しい旅行需要の創出によって地方の人手不足を解消するのが狙いだ。
JR東日本は駅そばロボットの開発を推進。パナソニックは宅配ロボットの実証実験を開始。人手不足が深刻化しており、これらロボットの実用化はそう遠い先のことではないかもしれない。
JTBは2021年3月期に経常損益が1000億円の赤字に転落することを公表。これによりJTB、HIS、KNT-CTホールディングスの旅行大手3社がそろって経常赤字に転落することになった。