チッソは、傘下企業を通じて展開するポリプロピレンコンパウンド(PPCP)事業とガラス長繊維強化熱可塑性樹脂(ファンクスター)事業を、日本ポリプロ(東京都千代田区)に譲渡することを決めた。

チッソはグループ子会社のうち、PPCP事業をJNCポリファイン(東京都千代田区。売上高56億4000万円、営業利益2億400万円)、ファンクスター事業を米COMUSA LLC(ジョージア州)と中国の捷恩智工程塑料(常熟)有限公司が手がけている。今回の事業統合に伴い、JNCポリファイン、COMUSAなどの保有株式のすべてを日本ポリプロに譲渡する。

譲渡先の日本ポリプロはチッソグループが35%、三菱化学グループが65%出資するポリプロピレン事業会社。事業統合により、日米中3極にまたがる国内外一体運営を実現し、自動車をなど主要顧客への安定供給体制を整える。

JNCポリファイン株式の譲渡価額は約22億円。COMUSAは今後株式会社化したうえで、株式を譲渡する(約14億円を想定)。一連の譲渡は2013年7~12月を予定。