ただでさえ巨額の融資であり、JIPと銀行団の間で引受額をめぐって今月まで調整が続いたという。ここに来て業績の下方修正となると、二の足を踏む銀行も出てくる。日本銀行の「異次元の金融緩和」も総裁交代で見直される可能性が高く、銀行もこれからの金融引き締めを考慮すればリスクの高い融資は避けたい。
さらに出資企業としても東芝本体の業績不振が深刻化し、重要な資金源として期待しているキオクシアの上場が同社の業績悪化でさらに長引けば、出資額の削減や出資そのものの見送りを検討してもおかしくない...
スポーツクラブ大手のルネサンスと中堅の東急スポーツオアシスが資本提携で合意した。ルネサンスがオアシスに40%出資する。直営店舗は合計約140店舗と国内最大規模となる。「ルネサンス・オアシス連合」の誕生は業界再編の引き金になる可能性もある。
ディー・エヌ・エーが同社初となるスポーツビジネスをテーマにしたカンファレンスを開く。子会社のスポーツチームの経営方針を紹介するほか、有識者やスポーツビジネス実務経験者が参加。成功事例やノウハウを共有し、国内スポーツ産業を盛り上げるのが狙い。
コロナ禍が丸3年を迎えた。ウクライナ戦争は越年し、物価高も深刻だ。内外情勢は混乱としているが、2023年もすでに20社を超える上場企業で社名変更が予定されている。その顔ぶれとは。「卯年」にあやかり、躍動の年となるか。
インド自動車大手のタタ・モーターズが、子会社でデジタルエンジニアリングのタタ・テクノロジーズを新規株式公開(IPO)させる。IPOが完了すれば、グループでは30番目の上場子会社となる。IPOの目的はEVシフトのための資金調達と見られている。