希望退職者の募集結果についての発表が連日続いている。今年に入って2カ月余りだが、その数は上場企業だけですでに20社近い。応募者が最多だったのは旅行大手の近畿日本ツーリストなどを傘下に持つKNT-CTホールディングスの1376人で、LIXILの965人、オリンパスの844人などが次ぐ。紳士服の青山商事、外食大手のロイヤルホールディングスでは応募人数が募集を5割以上も上回った。
2021年に入り、希望退職者募集の計画を発表した上場企業は17社あり、その大部分が現在募集中...
吉野家ホールディングスはフィリピン外食最大手のJollibee Foods Corporationと合弁会社を設立する。コロナ後を見据えた巻き返しの狼煙となるだろうか。