モリタホールディングスは、宮田工業をTOB(株式公開買い付け)により子会社化することを決議した。株式の所有割合(議決権ベース)を現在の10.02%から50.79%に引き上げる。宮田工業はTOBに賛同の意見を表明している。TOBの株式数に上限を設けていないため、結果次第では宮田工業は上場廃止となる可能性がある。

モリタホールディングスと宮田工業は2001年に資本業務提携を結び、モリタホールディングスが販売する消火器を宮田工業に生産委託していた。原油・原材料価格の高騰や金融不安などで経営環境が厳しさを増す中、両社の技術を相互に活用した新たな商品提案や、販売チャネルの相互活用などにより一層緊密な連携を目指す。

TOBの買付価格は1株あたり205円。TOB公表前営業日の対象株式の終値139円に対して47.48%のプレミアムを加えた。

TOBの買付予定数は1155万8000株で、買付予定額は23億6000万円。

公開買付期間は2008年10月9日から2008年11月7日までを予定している。