【3月M&Aサマリー】86件は11年ぶりの高水準|新型コロナの影響は4月以降か?

※この記事は公開から1年以上経っています。
alt
オランダの総合エネルギー企業を傘下に…5000億円規模の大型買収を決めた三菱商事(東京・丸の内)

2020年3月のM&A件数は適時開示ベースで、前年同月を4件上回る86件となり、3月単月として09年(88件)以来11年ぶりの高水準を記録した。2月に比べると9件増えた。国内でも新型コロナウイルスの影響が広がる中、M&A市場への波及も懸念されていたが、数字上はひとまず先送りされた格好だ。

ただ、海外企業を対象とする買収案件は7件にとどまり、直近1年で最少となった。コロナ・ショックの拡大とともに、産業界には慎重姿勢が急速に強まっており、4月以降、国内M&A市場が縮小に転じる可能性が高い...

この記事は会員専用です。
無料会員に登録して、今すぐ続きをチェックしよう!
会員登録をする(無料)

NEXT STORY

アクセスランキング

【総合】よく読まれている記事ベスト5