三井松島ホールディングス＜1518＞、水晶デバイス計測装置製造のSaunders ＆ Associatesを子会社化

三井松島ホールディングスは米国子会社を通じて、水晶デバイス向け計測装置の製造・販売を手がける同国のSaunders ＆ Associates, LLC（アリゾナ州。売上高21億6000万円、営業利益7億4400万円、純資産13億5000万円）の出資持ち分50.1％を取得し子会社化することを決めた。水晶デバイス業界におけるプレゼンス向上とグループシナジーの創出が狙い。取得価額は非公表。取得予定日は2024年1月31日。

Saunders ＆ Associatesは1973年設立で、水晶デバイス製造工程の全工程（ブランク工程、組立工程、検査工程）で使用される計測器を製造。特にネットワークアナライザー（水晶振動子用の計測器）は、使いやすさと高い精度により世界中の水晶デバイスメーカーで使用されているという。