三井製糖は、三井物産と共同で精製糖の販売事業を手がけるシンガポール SIS’88 Pte Ltd(SIS。売上高160億円、営業利益9億5000万円)の全株式を取得することを決議した。SIS社の株式70%(三井物産は30%)を保有し、子会社とする。

SIS社は1967年設立の国営精製糖製造会社を起源とする。現在は精製糖を輸入し、東南アジア、中東向けに販売している。シンガポールとアラブ首長国連邦(UAE)で高いブランド力を持つという。

アジア、中東で所得増加に伴い甘味需要の多様化が進む中、三井製糖はスローカロリーをはじめ、栄養強化食品、嚥下補助剤など栄養や健康状態の改善に寄与する素材・製品の研究や販売に力を入れている。SIS社を取り込むことにより、成長著しいアジアを中心とする海外市場の開拓を促進する。

取得価額は78億4000万円。取得予定日は2018年9月下旬~10月上旬。