2019年の企業別のM&A件数(グループ内再編を除く)を適時開示情報に基づき集計したところ、ソフィアホールディングス(HD)の11件が最多で、前年の10件に続き2年連続でトップだった。同社はインターネット関連事業を主力としてきたが、積極的なM&Aで調剤薬局事業への業態転換を推し進めている。ただ、11件のM&Aには最終的に条件が折り合わないなどの理由で2件の買収中止が含まれ、課題を残した。
2位は年間5件で、SHIFT、アイカ工業、第一交通産業、電通の4社が並んだ。4件は日本電産、クリエイト・レストランツ・ホールディングス、ワールドなど8社あった...