「東芝」買収を占う…「Jパワー」の前例

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英投資ファンドの買収提案に揺れる東芝

英投資ファンドのCVCキャピタル・パートナーズから買収提案を受けた東芝を巡り、今後の注目点の一つが外為法上の取り扱いだ。

昨年5月施行された改正外為法では国の安全保障にかかわる技術の流出を防ぐ目的で、外国投資家による上場企業への出資規制を強化したが、東芝は原子力事業や半導体事業を持つため、重点審査の対象となる。実は過去、外為法の手続きを経て、「中止命令」が出たケースが1度だけある。

英投資ファンドのJパワー株買い増しに「中止命令」

話は2008年5月にさかのぼる...

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