浄化槽や太陽光発電などの事業を展開するダイキアクシス<4245>が、M&Aに積極的な姿勢を見せている。
同社は2007年に水処理装置の設計、施工などを手がける東武産業(現トーブ)を子会社化したのを手始めに、この18年間に13件のM&Aを実施しており、直近では2023年に空調設備工事のアドアシステムと、太陽光発事業のメデアを傘下に収めた。
今後は主に、こうした空調設備や太陽光発電などの事業を、東日本エリアで強化することにM&Aを活用する計画だ...
FUJIは電子部品実装装置(マウンター)と、半導体チップをリードフレーム(半導体チップを固定する金属枠)などに固定する装置(ダイボンダ)で事業領域を拡大するとともに、新たな成長分野の開拓に向け、M&Aや資本業務提携などを活用する。
日鉄ソリューションズはSIビジネスで、これまでの特定顧客からの受託開発を中心とする伴走型モデルから、自ら新しい価値を提案していくプロデューサー(制作管理者)型モデルに事業構造を転換する。
リユースのBuySell Technologiesが、M&Aにアクセルを踏み込んでいる。同社は連続的なM&Aによるロールアップ戦略を推し進めることで、インオーガニックな成長を目指し、今後3年間で売上高を一気に2倍以上に引き上げる。
ホンダと日産自動車の経営統合がとん挫した。協議開始から1カ月半あまりで振り出しに戻った。実は、買収や経営統合で基本合意しながら、最終的に条件が折り合わず、M&Aを中止するケースは決して少なくない。