北陸最大手のドラッグストアチェーン、クスリのアオキホールディングス(HD)がM&Aにアクセルを踏み込んでいる。買収ターゲットに定めるのは地場の食品スーパー。その数は最近2年間で6件に上る。クスリのアオキは元々、食品の取り扱いを成長の原動力としてきたが、ここへきて攻勢が際立つ。
仕事始めの1月4日、クスリのアオキは食料品や衣料のスーパーを展開するホーマス・キリンヤ(岩手県一関市。売上高35億8000万円)、仕入れ業務を手がける関連会社のフードパワーセンター・バリュー(同...
平和が2011年にゴルフ場運営会社のPGMホールディングス(現パシフィックゴルフマネージメント)を子会社化したあと、12件(16ゴルフ場)のゴルフ場の取得を発表した。今後もこのペースは維持できるのだろうか。
JSRは最先端の半導体製造に用いるEUV(極端紫外線)用フォトレジスト(感光材)メーカーの米国インプリア完全子会社化する。4カ年の中期経営計画に沿った決断だ。4年後はどのような姿になっているのだろうか。
デイサービス(通所介護)、有料老人ホームの運営などの介護事業を手がける揚工舎<6576>がコツコツとM&Aを積み上げている。個々の案件規模はさほど大きくないものの、その数は16件に達する。同社は東京プロマーケットの上場銘柄(44社)で唯一の介護事業者でもある。
祖業を切り離して生き残り-中堅造船のサノヤスHDは2021年2月に100%子会社のサノヤス造船の全株式を新来島どっくに譲渡し、造船事業から撤退する。それを可能にしたのが、1990年代から進めてきたM&Aだ。脱造船後の「海図」はいかに?