出版業から脱皮し、「終活企業」に大変身を遂げた鎌倉新書<6184>。葬儀、お墓、仏壇、相続…。「終活ワンストップサービス」を旗印に、多種多様なポータルサイトを運用し、誰もがいずれは直面する終活への不安や悩みの解消を手助けする。終活ビジネスの戦線拡大に向けた次の一手として介護事業の買収を決めた。
鎌倉新書は1984年に仏壇仏具業界向け書籍の出版社としてスタートし、葬儀、お墓など供養全般に守備範囲を広げた。転機となったのはインターネットの急速な普及...
JSRは最先端の半導体製造に用いるEUV(極端紫外線)用フォトレジスト(感光材)メーカーの米国インプリア完全子会社化する。4カ年の中期経営計画に沿った決断だ。4年後はどのような姿になっているのだろうか。
デイサービス(通所介護)、有料老人ホームの運営などの介護事業を手がける揚工舎<6576>がコツコツとM&Aを積み上げている。個々の案件規模はさほど大きくないものの、その数は16件に達する。同社は東京プロマーケットの上場銘柄(44社)で唯一の介護事業者でもある。
祖業を切り離して生き残り-中堅造船のサノヤスHDは2021年2月に100%子会社のサノヤス造船の全株式を新来島どっくに譲渡し、造船事業から撤退する。それを可能にしたのが、1990年代から進めてきたM&Aだ。脱造船後の「海図」はいかに?
企業買収や事業譲渡などに縁遠かった東京ガスが一転、2020年7月に2件のM&Aに踏み切った。いずれも同社にとっては初めての事業となる。 なぜ不慣れなM&Aを活用してまで、新たな事業に乗り出そうとしているのか。