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【カクヤスグループ】再編含みの酒販業界、ピンチを逆手に「シェア拡大」へ意欲的

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東京都港区内の「カクヤス」店舗

酒類販売大手のカクヤスが10月1日に持ち株会社に移行し、「カクヤスグループ」として新たにスタートした。市場環境の変化に即応できる経営体制の構築を狙いとし、M&Aの取り組みも加速する方針だ。

ただ、足元は新型コロナウイルスの影響下、飲食店向けを中心に売上高の7割を占める業務用販売が苦戦を強いられている。持ち株会社による新経営体制のもとで、局面転回をどう目指すのか。

コロナ下、売上高1000億円割れが必至

カクヤスグループは2019年12月に東証2部に株式上場を果たした...

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