長野県を代表する企業グループとして知られる綿半ホールディングス。「綿半」の二文字は県内で絶大なブランド力を誇り、その歴史は400年以上に及ぶ。現在はスーパー・ホームセンターなど小売事業を主力に、建設事業や貿易事業を展開する。事業の深化と多角化を目的に近年、M&Aのアクセルを踏み込んでいる。
綿半のルーツは戦国末期にさかのぼる。先祖は織田信長に仕える武将の中谷勘右衛門。本能寺の変(1582年)の後、長野県飯田市に身を寄せ、民・家臣の生活と平安のため、刀を捨てて、綿を扱う商いを始めた...
中華料理「大阪王将」を展開するイートアンドホールディングス(HD)が昨年末、6年ぶりにM&Aを実行した。買収先はタンメン発祥とされる名店の「横濱一品香」(横浜市)。M&A再起動となるのか。
塩野義製薬はワクチンビジネスに参入する。2019年12月に子会社化したUMNファーマが保有する昆虫細胞などを用いた、たんぱく発現技術を活用した遺伝子組み換えたんぱくワクチンで実現を目指す。