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【綿半ホールディングス】「400年企業」がM&Aで変革に挑む

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東京本社のある綿半野原ビル(東京・四谷)

長野県を代表する企業グループとして知られる綿半ホールディングス。「綿半」の二文字は県内で絶大なブランド力を誇り、その歴史は400年以上に及ぶ。現在はスーパー・ホームセンターなど小売事業を主力に、建設事業や貿易事業を展開する。事業の深化と多角化を目的に近年、M&Aのアクセルを踏み込んでいる。

本能寺の変の後、刀を捨て綿の商いに

綿半のルーツは戦国末期にさかのぼる。先祖は織田信長に仕える武将の中谷勘右衛門。本能寺の変(1582年)の後、長野県飯田市に身を寄せ、民・家臣の生活と平安のため、刀を捨てて、綿を扱う商いを始めた...

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