【カゴメ】5年後にはトマトから野菜の会社に
カゴメは2025年の目指す姿として「トマトの会社から野菜の会社に」をビジョン(未来像)として掲げる。今後、野菜関連商品の市場投入とともに、事業拡大のためのM&Aも俎上に上ってきそうだ。
M&A Online
| 2020/10/1
2020.10.01
パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(以下、パン・パシフィック)<7532>は、「ドン・キホーテ」をはじめ大型ディスカウントストアやスーパーなどを傘下に持つ流通サービス業の持ち株会社だ。
同社の起源は1978年10月に創業者の安田隆夫最高顧問が西荻窪に開いた、店舗面積60平方メートル足らずの雑貨店「泥棒市場」にさかのぼる。泥棒市場は主に在庫処分品を格安で販売する、いわゆる「バッタ屋」だった。
この格安販売が後の「ドン・キホーテ」につながる...
カゴメは2025年の目指す姿として「トマトの会社から野菜の会社に」をビジョン(未来像)として掲げる。今後、野菜関連商品の市場投入とともに、事業拡大のためのM&Aも俎上に上ってきそうだ。
フルサト工業が2020年1月に6日に、ほぼ3年ぶりにM&Aに踏み切った。だが、2020年3月期の業績に与える影響は軽微なため、インパクトは小さい。関心は早くも次のM&Aに移っているとも言えそうだ。