マツモトキヨシホールディングスは、ミドリ薬品をTOB(株式公開買い付け)により完全子会社化することを決議した。TOBにより全株式を取得できなかった場合には、TOB後に株式交換を行う。ミドリ薬品はTOBに賛同を表明している。

ミドリ薬品は鹿児島県を中心に九州地域で152店舗のドラッグストアを運営。マツモトキヨシHDとは2006年に配送センターの共有化を目的に資本・業務提携し、2009年にはマツモトキヨシ(千葉県松戸市)のフランチャイズ店を3店舗運営するなど協業してきた。

マツモトキヨシHDは関東地域を中心に全国で1064店舗を展開する。ミドリ薬品を傘下に取り込むことで、競争が激化している九州地域の営業基盤を強化する。また、販売ノウハウや人材育成システムの共有化などを進めて収益性の改善を図る。ミドリ薬品は上場廃止となる。

TOBの買付価格は1株当たり8万円。公表前営業日の対象株式の終値10万9500円を26.94%下回る水準。買付予定数は1万9458株で、買付予定額は15億5600万円。

公開買付期間は2009年11月16日から12月14日までを予定している。決済の開始日は12月21日。

TOBにより全株式を取得できなかった場合には株式交換を実施する。株式交換比率はマツモトキヨシHD1:ミドリ薬品50で、ミドリ薬品の1株に対してマツモトキヨシHDの50株を割当てる。株式交換予定日は2010年4月1日。